【WordPress】『Akismet Spam Protection』の代用となる無料プラグイン

WordPress

『Akismet Spam Protection』はスパム対策のWordPressのプラグインです。
WordPressに初めからインストールされているプラグインでもあります。
導入方法も少し手間はかかりますがお手軽なため、利用したい人も多いはず。

しかし、商用目的の場合は、サイトの運用に応じて年間利用金額がかかります
商用目的の意味合いの中には、アフィリエイトの導入なども含まれます!
当然、自社商品の販売や、ビジネスサイトなども商用目的に当てはまります。

有料版を契約して、こちらのプラグインを使い続けることもできますが。
無料で代用できる他のプラグインはないのだろうか?

と思ったので調べてみました!

『Akismet Spam Protection』は必要か?

まず、『Akismet Spam Protection』というプラグインが必要なのかどうかを考えましょう。

『Akismet Spam Protection』は、スパムのコメント等をコンタクトフォームでブロックするためのプラグインです。コメント欄等を荒らされることでサイト評価や利用者様への印象悪化を防ぐ目的もあります。

そのため、『Akismet Spam Protection』が必要な方は、
・コメント機能を利用している方
・Contact Form 7を利用したお問い合わせフォームを開放している方   
が対象となります。

コメントや問い合わせを受け付けていない場合は、『Akismet Spam Protection』プラグインは不要です。

また、すでに他のスパム対策プラグインを導入している場合は、機能が重複してしまうため不要な場合があります。ご利用の他のプラグインを見直しし、必要かどうか判断しましょう。

おすすめの無料プラグイン

『Akismet Spam Protection』の代用としてお勧めのプラグインと導入方法を解説します。
それぞれのツールで善し悪しがあるため、内容を確認し求めている機能に即したプラグインを選択しましょう。

Disable Comments

Disable Commentsは、投稿タイプごとにコメントをまとめて無効化できる無料のプラグインです。
ある程度の個別設定が可能です。コメント欄の一括削除もできるため、コメントを完全に無効&削除したい場合やスパム防止対策として強力なプラグインです。簡単にプラグイン導入したい方にお勧めです。

▼導入方法

①管理画面からプラグイン>新規プラグインを追加 をクリックします。

②プラグイン検索に「Disable Comments」と入力し検索します。

③「Disable Comments」の「今すぐインストール」をクリックし、インストール後に表示される「有効化」をクリックします。

④管理者画面のプラグイン一覧にある「Disable Comments」の「設定」をクリックします。
 管理者画面の設定>Disable Commentsをクリックしても同様の画面が開けます。

⑤コメントの無効化及び削除を記事全体で行うのか、「投稿」「固定ページ」のみで行うのか選択することができます。選択後に「コメントの削除」をクリックして完了です。
 有効の動作しているか、サイトのコメント欄の有無を確認しましょう。

Throws SPAM Away

スパム対策の国産無料WordPressのプラグインです。
主に日本語以外の海外からのスパムコメントに強く、導入手順も非常に簡単で分かりやすく、使いやすいプラグインです。スパム対策の詳細も日本語で細かく設定できるため、対策内容を細かく決めたい方にもお勧めです。

▼導入方法

①管理画面からプラグイン>新規プラグインを追加 をクリックします。

②プラグイン検索に「Throws SPAM Away」と入力し検索します。

③「Throws SPAM Away」の「今すぐインストール」をクリックし、インストール後に表示される「有効化」をクリックします。

④管理画面からThrows SPAM Awayをクリックします。

⑤スパム対策機能の内容を設定し、「変更を保存」をクリックします。

⑥コメント欄が設定とおりの仕様になっていたら完了です。

reCaptcha by BestWebSoft

reCaptcha by BestWebSoftは、「reCAPTCHA」を用いたスパム対策の無料プラグインです。

「reCAPTCHA」とは、以下のようなGoogleが提供するスパム対策の認証ツールです。

精度の高いAIによって判定でき、基本的に無料で使えるため、プラグイン選びで迷っている方は是非入れておきましょう。
設定に少し手間がかかる他、Googleアカウントが必須になるため用意してから導入しましょう。

▼導入方法

①まず、Google reCAPTCHAの登録を行います。
 上記のサイトにアクセスしましょう。

②サイト情報を登録します。

  • ラベルにサイトURL又はサイト名を入力
  • reCAPTCHAタイプは v2 or v3 を選択。reCaptcha by BestWebSoft導入の場合はv3で可。
    ※v2は疑わしい動作等があった場合のみチェックが入ります。
     v3は操作チェックはせずボット操作の有無を自動で検知します。
    ユーザーストレスと管理者の確認のしやすさ等を考慮して選択しましょう。
  • ドメインにサイトURLを入力
  • 利用規約等を確認してチェックボックスにチェック

必要事項を入力できたら「送信」をクリックします。

③サイトキー及びシークレットキーが表示されるため、コピーしてメモ帳等に記入しておきます。

④Wordpress管理画面からプラグイン>新規プラグインを追加 をクリックします。

⑤プラグイン検索に「reCaptcha by BestWebSoft」と入力し検索します。

⑥「reCaptcha by BestWebSoft」の「今すぐインストール」をクリックし、インストール後に表示される「有効化」をクリックします。

⑦管理画面からreCaptcha>設定をクリックします。

⑧必要事項を入力します。

  • reCaptchaバージョンをバージョン3に変更
  • 手順③でメモしたサイトキーとシークレットキーを入力
  • reCaptcha を有効化はコメントフォームにチェック

⑨一番下の「変更内容を保存」をクリックします。

⑩シークレットキーの下に表示される「reCaptchaをテスト」をクリックします。

⑩「テスト検証」をクリックし『検証は正常に完了しました。』と表示されたら完了です。
 以下のマークがページ右下に表示されるようになります。

コメントフォームをすでに設定済の場合は、コメントを実際に送って動作確認しましょう。

⑪正常に動作したのが確認出来たら、必要時以下の対応も行いましょう。

  • reCaptcha を有効化の他のチェックボックスも必要あればいれる
  • reCaptcha バッジを非表示のチェックボックスにチェックを入れる

一番下の「変更内容を保存」をクリックすると反映されます。

CAPTCHA 4WP(旧:Advanced noCaptcha & invisible Captcha)

CAPTCHA 4WPもreCAPTCHAを用いたスパム対策の無料プラグインです。
reCaptcha by BestWebSoftの導入手順①~③を行ったうえで以下の導入方法を行いましょう。

▼導入方法

①管理画面からプラグイン>新規プラグインを追加 をクリックします。

②プラグイン検索に「CAPTCHA 4WP」と入力し検索します。

③「CAPTCHA 4WP」の「今すぐインストール」をクリックし、インストール後に表示される「有効化」をクリックします。

④以下のようなポップアップが表示されるため「次へ」をクリックします。

⑤以下のポップアップが表示されるため、reCAPTCHAのタイプを選択し「次へ」をクリックします。

⑥メモしたサイトキー及びシークレットキーを入力します。

⑦「検証&続行」をクリックします。

⑧次に以下のポップアップが表示されたら、必要時設定を行います。
 どちらでもいいと思いますが、設定しておくと安心です。

⑨最後にreCaptcha を有効化する対象を選びます。
 ここではコメントフォームのみチェックを入れます。

⑩設定が完了したら、以下のマークがページ右下に表示されるようになります。

コメントフォームをすでに設定済の場合は、コメントを実際に送って動作確認しましょう。

⑪動作確認ができたら、必要時管理画面>CAPTCHA 4WPから設定内容を適宜変更しましょう。

『Akismet Spam Protection』を削除する方法

『Akismet Spam Protection』を削除したい場合は以下の手順で行いましょう

①Wordpress管理画面からプラグイン>インストール済みプラグイン をクリックします。

②プラグイン一覧から『Akismet Spam Protection』を探し、「無効化」をクリックします。

③無効化されると表示される「削除」をクリックします。

④確認ポップアップが表示されたら「OK」をクリックします。

⑤プラグイン一覧から『Akismet Spam Protection』が削除されていたら完了です。

他にもAkismet関連の情報が残っていないか確認をし、必要に応じて削除しましょう。

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