ブログを運用する際に、プライバシーポリシーと免責事項の記載は必ず必要なページです。
GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトの審査にも関わる重要な項目です。
利用者や管理者自身の権利を守り、トラブルを避けて確実かつ安全に運用を進めるためにも、ブログ運用開始前に用意するようにしましょう。
ここではプレイバシーポリシーと免責事項の書き方について解説します。
世の中の多くのブログには、ブログのジャンルや記載内容に応じてプライバシーポリシーと免責事項が用意されています。ここでの解説と共に、それらも参考にしながらプライバシーポリシーと免責事項を完成させていきましょう。
プライバシーポリシーの内容
プライバシーポリシーは、個人情報保護に関する内容を記載する項目です。
ブログ管理者は、「お問い合わせフォーム」や「アクセス解析ツール」を使って個人情報を収集しています。その際に、個人情報を保護し、目的以外に使用しないことを明記する必要があります。
プライバシーポリシーに必要となる主な記載内容は以下の通りです。
Googleアドセンスについて
Googleアドセンスヘルプの必須コンテンツにて、以下の記載を求められています。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
Googleアナリティクスについて
Google アナリティクス利用規約にて、以下の記載を求められています。
お客様はプライバシー ポリシーを公開し、Cookie、モバイル デバイスの識別子(例: Android の広告 ID、iOS の広告 ID)、またはデータの収集に使われる類似技術の使用について、そのプライバシー ポリシーで通知する必要があります。また、Google アナリティクスの使用と、Google アナリティクスでデータが収集および処理される仕組みについても開示する必要があります。
Amazonアソシエイトについて
Amazonアソシエイト・プログラム運営規約にて、以下の記載を求められています。
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。
お問い合わせフォーム・コメント欄について
お問い合わせフォームやコメント欄では個人情報が収集されます。
そのため、収集した個人情報の利用目的と個人情報保護を明記する必要があります。
プライバシーポリシーの書き方
WordPressでのプライバシーポリシーの書き方を解説します。
※すでにプライバシーポリシーのページがある場合があります。
その場合は、既存のページを編集して作成することも可能です。
①Wordpress管理画面の「固定ページ」→「新規追加」をクリックします。
②プライバシーポリシーの内容を記載します。
③内容が記載できたら公開します。
④Wordpress管理画面の「外観」→「メニュー」からページ上の「新しいメニューを作成しましょう」をクリックします。
⑤メニュー名を『フッターメニュー』にし、メニュー位置にて「フッターメニュー」を選択して「メニューを作成」をクリックします。
⑥作成したフッターメニューに『プライバシーポリシー』を追加して「メニューを保存」をクリックします。
⑦ブログページを開き、フッターからプライバシーポリシーが開けることを確認して完了です。
免責事項の内容
ブログでアフィリエイト等の収益化を目指す際に、商品やサービスを紹介したり、販売することがあります。その際に商品トラブルを回避するために、「紹介する商品・サービスに関する購入及びトラブルは自己責任です」という内容を記載します。トラブルに巻き込まれないためにも、必ず記載して事前告知しましょう。
主な免責事項に必要となる記載内容は以下の通りです。
トラブルに対する責任について
アフィリエイトで紹介した商品・情報や、広告リンクによってトラブルが発生した場合の責任の所在について記載しましょう。
- 購入は自己責任であること
- ブログ管理者又は運営者は、ブログに掲載した内容から生じた損害の責任を負わないこと
- ブログに掲載されている情報は、必ずしも正確性を保証するものではないこと
リンク・引用について
リンクや引用について以下のような内容を明記しましょう。
明記することで被リンクを獲得しやすくもなります。
- リンクフリーであること
- 引用元・出典元の明記のお願い
- インラインフレームの使用禁止
著作権について
ブログでは文章や画像を多用します。その中で著作権侵害してしまった際に備えて、以下の内容を明記しましょう。
- ブログ内の文章や画像の無断転載を禁止すること
- 著作権や肖像権を侵害した場合は速やかに対処すること
免責事項の書き方
WordPressでの免責事項の書き方を解説します。
①Wordpress管理画面の「固定ページ」→「新規追加」をクリックします。
②免責事項の内容を記載します。
③内容が記載できたら公開します。
④Wordpress管理画面の「外観」→「メニュー」からページ上の「新しいメニューを作成しましょう」をクリックします。※すでにメニューを作成済の場合は⑥へ進みます。
⑤メニュー名を『フッターメニュー』にし、メニュー位置にて「フッターメニュー」を選択して「メニューを作成」をクリックします。
⑥作成したフッターメニューに『免責事項』を追加して「メニューを保存」をクリックします。
⑦ブログページを開き、フッターから免責事項が開けることを確認して完了です。
作成ページのパーマリンク設定
プライバシーポリシー及び免責事項のページを作成したら、該当ページのパーマリンクも設定しましょう。
①該当の固定ページの編集画面を開きます。
②タイトルは『プライバシーポリシー』又は『免責事項』と設定します。
④パーマリンクは、URL/リンク欄から設定できます。
プライバシーポリシーであれば『privacy-policy』と設定します。
⑤「保存」をクリックし、該当ブログページをクリックしてURLが変わっていたら設定完了です。
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